不眠症 睡眠薬を飲み続けると脳を破壊する

 俗に眠剤(みんざい)と呼ばれるやつです。


飲み続けると睡眠薬は脳を破壊します。間違いないです。


私は完全にメンタルクリニックって呼ばれるところから脱却しました。本当に良かったですよ。


無駄な薬を飲むことで生きることの足枷になりますからね。薬が無いと生きていけない人生なんてゴメンですよ。


精神科・心療内科などが処方する薬は全て毒でしかありません。危険ですよ、向精神薬は洗脳の道具と言ってもいいですね。


ただ何故存在するのか、それは本来の<u>重度なうつ病や統合失調症、双極性障害、パニック障害などを治療するため</u>に必要だからです。


でも通院するほとんどの人が精神科の薬は必要ないと個人的に思っています。それは私自身が長年精神科とメンタルクリニックを通院して来て、様々な患者さんを見てきたり話を聞いて分かったことです。


残念ながら日本の精神科の医者は、患者のことより完全に病院の利益を最優先にしています。それは日本の健康保険制度の仕組みから、薬を沢山処方しないと精神科は特に、開業医として破綻してしまうからです。


精神科から大量に処方された薬を完全にやめることは、はっきり言って大変でした。


完全断薬は辛いです。薬というのは脳が一度でも味を覚えてしまうと、死ぬまで忘れませんから。


市販の咳止め薬を常習的に摂取することについて危惧するYahoo!ニュースもありました。重い咳を止めるなら病院行って治療すればいいんです。このニュースで「市販薬メーカーの誹謗中傷」だとかありえないですから。それでも反論する人はいますね、病院から離れて住む人には緊急時に使える市販薬と中には強く効く薬は必要だと。


それはしっかりした市販薬の制限を設ければいいんじゃないですかね。明らかにブロン錠はインターネット販売の制限をしていますよ。それでも抜け穴探して大量に購入しているネットユーザーもいます。


一部のメーカーだけ家庭内麻薬のように副作用が強い成分から、内容を変更すればいいだけの話です。何もdl-メチルエフェドリン塩酸塩とジヒドロコデインリン酸塩を組み合わせなくてもいいんです。


自分は家庭内麻薬の代表格「エスエス製薬のブロン錠」中毒者だったんですけどね。あんな風邪薬が中毒になるはずがないでしょ!と思うかもしれませんがね、私は20年間中毒でした。個人差はありますが、これは使い方によって間違いなく危険な市販薬と言えます。


ブロン錠中毒時代には、精神科へ通う選択だけは何故か無かったんです。


ブロン錠飲みながらも、精神科へ通ってる友人が一人居たんです。


彼は普通にしっかりと仕事に務めながら精神科へ通う人でしたね。もちろんブロン錠中毒仲間でしたが。


私はブロンもやってるのに、彼がなぜ眠剤や安定剤を求めるのが分かりませんでした。彼に聞くと「無い(安定剤)と不安で仕事へ行けない」と言われました。


私は「ブロンだけで良くない?」と再度聞きましたが、ブロン錠で覚醒してしまって、夜間眠れず、その疲れがドッと溜まるとのことで、眠剤が必要だったようです。


彼はブロンの効きすぎ(飲みすぎ)を、つまり心臓のドキドキを抑えるために安定剤を飲んでいたのです。つまり薬の使用における矛盾が生じていたのです。


やがて彼はSSRI(抗うつ剤)を精神科から処方してもらうことになります。


彼がその後言ったのは「一度精神科へ通うとやめられなくなる。だから○○さんも自分から精神科へ行こうとしないでください」と言われました。


一度彼にSSRI(パキシル数シート)を貰って飲んでみたんですが、全く効果も感じられないので、何故こんなのにハマるのか?と不思議に思ったんです。


その後精神科へ通うようになり医師の指示通りに飲んでいくと、だんだんその向精神薬の効果が分かり始めたんです。


この類の精神薬は一定期間毎日飲み続けないと効果が分からないようです。


自分はSSRIを処方されてなかったのですが、抗不安薬などの薬を飲むと、漠然とした普通に発生する不安は一切消えて、表現すると感情が平坦になるっていう感じです。


感情に波のような起伏が起こらないんですよ。だから人を黙らせる、人の感情をコントロールする作用を持っているんです。健康なのに少し悩むだけで自分は病気と思い込み、薬漬けにされるのです。


怖くないですか?


元々人間っていうのは不安が必要な動物であり、不安という感情が起きるから危険なものから身を守れたりするもので、不安を感じなかったら年中ボーッとして生きてしまうと、そのうち危険に反応しなくなって大変なことが起きます。


睡眠薬を毎日飲むのは日本人だけで欧米人ではいない、まさに日本は「ベンゾ大国」。


ベンゾジアゼピン系の薬は睡眠薬はハルシオン、レンドルミン、サイレース他、抗不安薬だとソラナックス、メイラックス、リーゼ、デパス他など。


世界的な基準では睡眠薬や抗不安薬などは、飲み続けるのは良くないとされています。長くても2週間程度で、それ以上飲み続けるのは基本的に良くはないのです。


薬を飲み続けることで精神面がより強く依存して、やがて断薬することが出来なくなります。減薬や断薬を開始しても離脱症状に苦しむからです。離脱症状を緩和するためにまた薬を飲み出す、だからその常用している薬からいつまでたっても離れることができません。


まずは不眠や不安の根本的解決が必要になってきます。


ベンゾジアゼピン系の薬は記憶力の低下も招きます。眠剤を毎日飲んでいる人は認知症の発症率が高く、忘れっぽくなってきます。それは年齢が上がるに連れて、そのリスクは高くなります。


睡眠薬は、脳の記憶を司る「海馬」に強く影響してくるからです。


確かに薬を飲んでいる人と会話していると、話し合いにならなかったり、話が食い違ったり、話の内容を忘れていたりする人が多いです。


記憶力が低下して、大切な睡眠時にしっかりとした記憶が整理されていないので、脳が凝り固まって萎縮しまい薬を飲むことでさらに悪循環になっているので、薬から離れるようにアドバイスしてもなかなかそういう方向に考えを変えるのは難しいですよね。


眠剤を飲んで眠るのは睡眠では無くて『気絶している』と言われています。人間にとっては食べることに並んで睡眠は非常に大切な時間なのですが、眠剤を毎日飲むことにより脳の大事な機関が徐々に破壊されているのです。


製薬会社と医者は癒着している現実があります。


不眠症とか不安障害で心療内科や精神科やメンタルクリニックなどへ行くと、精神科医は睡眠薬や抗不安薬を沢山出します。薬が無くなったら、また受診して薬を沢山出されて、その繰り返し。


一体いつになったら不眠症や不安障害は無くなるんでしょうか。


おかしくないですか?


この薬は耐性がつくから本人が薬を使う意思を辞めなければ、薬の処方はどんどん増える訳ですよ。減薬、断薬するのは患者本人の意思なんで、医師ではないのです。


あなたが考えを変えなければ、医者からすれば延々と薬を処方できる訳です。中には患者が要求する精神薬を処方する精神科医も実際に存在しています。


最後に短期的な目的で使用するのは問題ないですが、睡眠薬や抗不安薬などの長期使用は極めて異常なことでやめたほうがいいです。


改めて思います、


日本は精神科の後進国です。

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