ドーパミンは下手すると依存性 上手く使えば・・・

 いわゆる成功者はドーパミンの使い方をよく熟知しています。


ドーパミンとは?


ドーパミン(英: dopamine)は、中枢神経系に存在する神経伝達物質で、アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもある。運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わる。セロトニン、ノルアドレナリン、アドレナリン、ヒスタミン、ドーパミンを総称してモノアミン神経伝達物質と呼ぶ。またドーパミンは、ノルアドレナリン、アドレナリンと共にカテコール基をもつためカテコールアミンとも総称される。医学・医療分野では日本語表記をドパミンとしている。

引用:Wikipedia


ドーパミンは人にやる気や行動を起こす重要な脳内の物質になります。


逆にドーパミンが足りないとうつ状態になり何もしたくなくなるのです。


アメリカでは野球や映画、テーマパークの全てのトータル利益よりもカジノのスロットマシンの利益が上回ります。


スロットマシンは何故そんなに中毒性を生むのでしょうか?


人はスロットマシンのレバーを叩くことにより快感を生みます。抽選で当たるということに脳はワクワク、ドキドキするのです。そしてその抽選に当たると人の脳内からは大量のドーパミンが出ます。それが<b>脳内麻薬</b>と言われるものです。


一方ギャンブル以外にドーパミンを過剰に出して中毒症状を起こしているものがあります。


それがスマートフォンです。


現代でスマホを持たない人は限りなく少ないです。スマホのゲームアプリ、SNSなどはカジノのスロットマシンのように中毒症状を生み出すように設計されています。


それもスマホは数倍の威力で加速させます。


スロットマシンのレバーを引くと景品が当たったり当たらなかったりします。結果がランダムになればなるほど中毒症状を引き起こします。


そしてこのスマホこそがスロットマシンなんです。


SNSは通知が来ることでスロットマシンのレバーを引く感覚と同じ症状をおこします。「何が当たったか?」と。ドーパミンは人に喜びを感じさせ、パフォーマンスをあげます。そのドーパミンには驚くほどの中毒性があります、なんせ麻薬ですから。


SNSや携帯を使うとドーパミンを脳内から出します。だからスマホを見てると気持ち良くなるんです。


もしかして「誰かから、連絡が来てるかも?」と、そしてその通知が来ていればテンションが上がります。それがドーパミン物質で人は通知を見たときにはドーパミンが約400%跳ね上がります。それは薬物を使用した場合と同じ状況になります、コカインと同様のレベルだともいわれます。


日常的にドーパミンを上げるものの代表的なものが「お酒」です。


しかし「お酒」には年齢制限があります。


しかし「SNS」は?「スマホ」は?年齢制限ありませんよね?


注意が散漫している時にそのような「スマホを使って」SNSを使う時間が増え、事あるごとにスマホを気にしていると集中力が低下していることが科学的にもわかっています。


それは社会で生きる本当の人間の能力を失わせるのです。


「SNS」を代表とする「Facebook」や「Twitter」や「インスタグラム」などは、いかに人々の「時間」「消費」を「SNS」上で消費させるか?作られています。


だからそれらは、人々をドーパミン中毒にさせるために「その仕組み」を作ったのです。


誰かに「いいね!」や「コメント」をされると、ドーパミンの効果でさらに投稿したくなります。そしてさらに「いいね!」やコメント」が増えていきます。


脳内のドーパミンが足りなくなると人の脳は「ドーパミンが足りない。もっとドーパミンが欲しい」と要求します。


ゆえに「依存症」を引き起こすのです。


スマホをたまには「一日は持たない・使わない」という<スマホ離れをやってみてもいいかもしれませんよ!


私たち、人はドーパミンをうまく使わないといけません。それが生きていくうえで「幸せ」になれるか「不幸せ」になれるかどうかが決まってきます。

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